2022/02/09
偽装ちゃんの話者決定・テキスト置換タイミングの説明を求められたので記載。
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ほとんどの場合、話者もテキストも各アプリケーションが偽装ちゃんへ発声指示した時に決まります。※通信プロトコルに話者指定が含まれています。
大抵は声質0番が指定され偽装ちゃんでは「ボイス0」、棒読みちゃんではGUIにある「声質」の選択で指定の話者になります。
まれに0番以外を指定するアプリケーションがあるようです。1~8番が女性1~機械2に相当します。
テキストに話者指定が含まれていれば話者の差し替え後、テキストの文字列置換が実施されます。
アプリケーションから送信された発声リクエストはキューに格納され、登録順に従って発声を行います。
テキストに話者指定が含まれていれば話者の差し替え後、文字列置換が実施されます。
偽装ちゃんに送信されてきたテキストはキュー投入前に解析処理で
(A)話者指定記述 ※テキスト先頭の記述
(B)テキスト本文
に分離されます。
(A)が無い場合はテキスト全体が(B)として認識されます。
(B)には文字列置換が適用されキュー登録するテキストになります。
偽装ちゃんが適用する話者は、送信されてきたテキストの解析処理終了後に決まります。
(1)偽装ちゃんに接続してきたアプリケーションが指定する声質番号から話者を決めます。
(2)テキストに話者指定記述(A)があれば(1)の決定を上書きします。
(3)ランダム選択有効時は話者をランダムに決定後(2)の決定を上書きします。
キューには話者・パラメタ・テキストを組で登録するため、後から変更はできません。
キューに大量の滞留がある場合パラメタ変更のタイムラグを感じるかもしれません。
キューに入れない非同期の場合も同じです。